山芋を触るとなぜ痒くなる?

自然薯をはじめとする山芋。
調理の際に手が痒くなりますよね。
人によっては、皮膚が赤くただれて熱を感じる方もいます。

ヌルヌルした後から来る痒み。
せっかく山芋を料理したのに、痒さが止まらず
食べることに集中できないってこともありますよね。

なぜ山芋を触るとかゆくなるのか?

山芋に含まれる手を痒くする成分は、
シュウ酸ナトリウムという成分が原因なんです。

このシュウ酸ナトリウムという成分、
どのようなものかというと、針状の結晶。
針の長さは1mmの10分の1くらいの長さみたいです。

山芋には、でんぷんを多く含んでいる細胞と、
でんぷんをほとんど含まず、代わりに針が入っている
結晶細胞という特殊な細胞があるんです。

その針状の結晶は、
爪楊枝の束のような集まりになっていて、
細胞の中にびっしり詰まっています。

皮をむいたり、擦りおろしたりすると、
特殊な細胞が破れ、針の束がバラバラに。。。
あちこち刺ささりまくるという怖さがあります。

なぜ針状の結晶があるのかは、諸説あるようです。
針を持つことで害虫などから身を守るという説や、
余ったカルシウム蓄えているという説もあるようです。

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痒くなった時の対象法は?

1、お酢を塗る
シュウ酸ナトリウムはアルカリ性。お酢は酸性なので
中和することができます。

山芋を黒く褐色させない方法としても使用する
お酢は、かゆみを取る成分になります。
一石二鳥の効果となりますね。

「なぜ、山芋を擦りおろすと黒くなるのか」の
記事でも説明しております。↓

なぜ、山芋を擦りおろすと黒くなるのか

2019年6月2日

2、温める
シュウ酸ナトリウムという成分は、熱に弱いので
温水で溶けやすくなります。

痒くなった部分を温水に浸してあげれば、
痒みが緩和するのが早いです。

それでも美味しい山芋

山芋はぬるぬると擦りおろすのが難しかったり、
手が痒くなったりと、面倒な食材かもしれません。

山芋は「ひと手間」が必要な食材なんです!

コーヒーもそうですが、
粉の状態でコーヒーを買ってくるのではなく、
豆の状態で購入し、飲む直前に粉に挽く。

出来上がるまでの過程があって、食材の持ち味や
ご自身の料理方法で「美味しさ」が変わってきます。
そこに「食」の面白さがあるような気がします。

是非、当店の「ひと手間」を掛けた
山芋料理を味わってみてください!

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