みなさん、料理していますか。
料理する際には絶対に必要にな調味料。
塩、砂糖、お醤油、お出汁を始め、胡椒、オリーブオイルやナンプラー。
コンソメやブイヨン、アンチョビなどなど。
現代には、世界各国にたくさんの調味料があって、それらはスーパーでもオンラインでも購入することができるようになりました。
料理をする人としない人の差
普段料理をしない人でも、料理本を見れば料理を作ることができます。
当たり前ですが、レシピ通りに作れば初めての人だってプロと同じような料理を作ることができますよね。
ですが、本に書かれている「味」は作った人の感覚なので、塩味が薄かったり濃かったり、甘すぎたり、辛さが足りない時もありますよね。
レシピの記載されている、○○を「少々」。 この「少々」って、それぞれの感覚になってしまいます。
塩をこれくらい入れると、どれくらいの塩味になるのか。 ここが感覚的に分かってくると、失敗することなく、自分の味を作ることができます。
料理をする人はこの感覚が、料理しない人よりも経験として持っているので、失敗しにくいのだと思います。
調味料を使うポイントがある
例えばスパゲティ。
知っている人には当然ですが、パスタを茹でる時の塩の量。
茹でる時に塩が少ないと、パスタ自体に塩味がないので、ソースを濃い味にしてしまいがちです。
パスタ自体に塩分があれgば、ソースは素材の味を損なわない塩分で済ますことができます。
塩分の強弱は、その料理の味の印象をまったく変えてしまいます。 身体の為に塩分を控えるからといって薄味にしすぎると、全体的に締まりのない味になって、美味しく感じられない料理は多いです。
一つの料理でも、複数の調味料を使用します。 複数の調味料が重なると、どのような味に変化するのか。
塩分に甘みを加えると、同量の塩分でもさらに塩味を感じられたりします。
これらの味の着地点は経験するしか見つけることができません。 今回は上手くいっても、次回は違う味になってしまうかもしれません。
どんなにレシピ本を読んでも、説明を受けても、自分の味としての経験にはならないからです。
味見を毎回する
少量の塩を入れたら、味見する。 これくらいの水分量でこれくらいの塩でこれくらいの塩味になった。
そこにみりんを足したら、どう味が変化したのか。
毎回確認するんです。
レシピ通りだからといって、全部の調味料をいっきに入れてしまうのではなく、 初めて使う調味料を入れるのであれば、なおさらです。
ちょっと入れたら、味見する。
これを繰り返していくと、どれくらいの量でどれくらいの味になると想像できるようになっていきます。
味は濃くすることはできますが、薄くすることはできません。 水を足せばいいような気がしますが、薄める為の水は、旨味やコクも薄めてしまうので、全体的なバランスを崩してしまいます。
「調味料は少しずつ、味を確かめながら」です。
面倒かもしれませんが、料理に気持ちを込めるってそういうことな気がします。
日々誰かの為に料理作っている、お母さん達が料理上手なのは納得ですよね。
気持ちを込めたお料理をぜひ、ご自身にも、大切な方へも作ってあげてください。
今回は調味料のお話をしてみました。